以前にJ.R氏が書かれた「ルガーP08についての覚書 その11」
の続編「その13」が掲載されました。
J.R氏の書かれた日記を転載許可を頂き掲載させて頂きました。
今回の日記はかなり専門的な内容であまり面白くありませんので、
事前にお断わりしておきます。
ほんと、長くてつまんないですからね。
前回も触れたが、1980年に創刊された「コンバットマガジン」が、去年の10月号を持って休刊=廃刊になった。45年も続いたのだから、役目を終えたといってもいいだろう。
創刊号から買ってはいたものの、2000年代初めには定期購入をやめた。面白くなくなってきたからであり、正確に言うと、1990年代には既に面白くなくなっていたのに惰性で買っていた時期も長かった。
以降は、書店で表紙を見かけて、興味ある題材のときのみ買っていた。

たまたま、去年の6月、店頭にあった8月号を見たら表紙に「LugerP08」とあったのでパラパラ中を見た。よく名前を見るライターがかなり長いルガー開発の記事と自らのルガー体験を書いていたので久しぶりに買ってみた。
もっとも、表紙を見た瞬間から「違和感」はあった。
横からの見慣れたルガー、後ろ上方から「DWM」と「1918」が打刻されたトグル部分を撮影した写真が表紙で組み合わされていたけれど、まさにそこに直感的な違和感を感じたのだ。
そいつを確かめるために、買ってみたわけだ。

記事は冒頭のルガー実銃のアップから始まり、ライター自身の大藪春彦の著作から始まるルガー体験を経て・・・。

開発からドイツ陸軍の不朽の歴史まで丹念に書かれており、全編で22ページにも及ぶ。無特集と称してい短い記事ひとつふたつしか掲載されない多くの「特集記事」に比べたら、たいしたものだ。

目新しい内容はないものの、ルガーの歴史を俯瞰するにはちょうどいい。

もっともめっきりと第二次大戦がらみの兵器が取り上げられる機会がなくなった今、
これだけの記事が掲載されただけでも賞賛に値する。
わたしにとっての問題は、今回取り上げられている実銃ルガーだ。
掲載されているのは確かにルガーである。

フツーにルガーを知っている人たちにも見慣れた「DWM」の花文字と
チャンバー上に打刻された製造年の「1918」。
そう。
フツーのルガーに見える。
しかし。
ひねくれ者のわたしは、真っ先にいくつかのポイントを見て
フツーのルガーかどうか考える。

横からの全体写真。
いくつか目につく特徴がある。
ロッキングレヴァーとトリガープレートに打刻されたシリアルナンバー下2ケタの「26」。これはいい。

マガジンボトムはいわゆるモーゼル社で1930年代末期に製造した「ブラックウィドウ」用の樹脂製ブラックボトムだ。ただ、マガジンは実戦で使ううちにどんどん交換されていくので、これは問題ではない。
木製グリップ。第一次度大戦時より木製グリップだったが、前述の「ブラックウイドウ」のときに黒い樹脂製に変わっている。これも問題はない。
バレルの艶が妙にいい。
今回のポイントはこのバレルだ。
もう少しアップにしてみよう。

掲載されている横からの写真。

ここから読み取れる情報はいくつかある。

トグルの「DWM」の花文字とチャンバーの「1918」は先ほど上からの写真でも触れたが、
ルガーの素性を明かすための基本情報だ。
つまり、DWM(Deutsche Waffen und Munitionsfabriken = ドイツ武器弾薬製造社)が
1918年に作ったモデルであることを示している。

少なくともメインフレームのロッキングレヴァーと四角いトリガープレートに
打刻された製造番号下2ケタは「26」だ。
またトグルのいちばん後ろの曲面に打刻されたのも見にくいが「26」と読めるし、
なによりもトグルのエキストラクターに刻印されたのが「26」だ。
エキストラクター。
トグル後方。見にくいが「26」と読める。
このことから、少なくともトグル含む上半分とフレームの下半分のナンバーはマッチしているのがわかる。
以前「ガンプロフェッショナル」の記事の上下で異なるルガーを組み合わせた合体モデル(ガッチャンコと呼んでる)の問題を指摘したが、そのような実銃を使った「DWM」の刻印が欲しいがためのフェイクモデルではないのは間違いないだろう。
さて。
しかし、次の部分はちょっとイレギュラーだ。
ここに横へ長いくぼみがある。

バレル根元、チャンバー先端。
以前、一度書いたことはあるが覚えている方はおられるだろうか。
フツーのルガーには。

そんなものはない。

そんなくぼみはない。
では、何でこれがあるのか。
こいつは4インチや6インチモデルににはないが、8インチにはある。

8インチのバレルにつけられたアジャスタブルリアサイトが干渉するために、
チャンバーの上がわずかに削られてくぼみになっているのだ。

こんな感じ。

えっ、でも、こいつは8インチじゃないし、
アジャスタブルリアサイトついてないじゃん。
そうである。
これ、元々は8インチ用のレシーヴァーに短いバレルをねじこんだモデルなのだ。
なんでそんなことを ?
第一次大戦で敗北したドイツは武装解除され、武器の保有製造に制限をかけられることになった。1919年にフランスのヴェルサイユで結ばれた「ヴェルサイユ条約」によりさまざまな武器に対する規制がかけられたが、ハンドガンに関しては「口径9ミリ未満」、「銃身長10センチ未満(4インチ未満)」という制約が課せられたのだ。
もちろん治安維持もあるので完全に武器類を廃絶するまでにはいかなかったが、これらの制限の中で警察用や、完全な兵士を私的警察に偽装したグループ向けのルガー(コレクターにはポリスルガーと呼ばれる)が製造されている。
また、武器輸出自体には制限はなかったので、ルガーなどの製造設備を使ってDWMでは輸出販売で外貨を稼いでもいたのだ。
そんな中で、戦場から回収されたルガーや工場内に未組み立てのまま残されていたパーツを集めたルガーが数多く製造されている。ヴェルサイユ条約の規制があるため、ルガーの6インチや8インチはバレルが外されて、規制内の4インチで再整備されて出荷されているのだ。
つまりこのルガーは、恐らく戦争末期の1918年に製造されながらも終戦で工場へ戻ってきたものか、元々も組み立てのままでパーツとして残っていたものを組み立てしたものであると推測できる。
それを確かめるにはドイツ陸軍が領収したときのプルーフマークを見ればいい。

記事で右側面を撮影した写真を見ると、
本来ブルーフマークが複数打刻されているチャンバーの
右横には小さなマークがひとつだけ見える。

アップにするとわかるが、これは「クラウンN」と呼ばれる打刻印で、
民間用コマーシャルモデルを表わしている。
このマークの周辺に、元あった軍用プルーフマークの打刻を削り落とした痕跡も見えないので、
軍に領収されていない最初からパーツの状態だったものと考えられる。
つまり、終戦時にパーツとして残存していたものを組み立てたものだ。
バレルはヴェルサイユ条約に合うように短いものがねじ込まれたのだろう。
ここまではなんとなくわかってくる。
しかし、もうひとつ重要な刻印がある。

ここ。

四角で囲まれた「SA」。
本来のシリアルナンバーの上から打刻されている。
こいつはなんだ。
そんなときにいつも見るのはこの本。

分厚いくせに、1冊丸ごとルガー刻印しか載ってない、頭のおかしい本だ。

こんな中から目的の刻印を探すのだから、読むほうも頭おかしくなければならない。

あった。
1925年にDWMがフィンランドへ輸出したルガーに打刻された刻印だ。
「SA」とは「Suomi Armeija=スオミ兵器廠」の意味で、
フィンランドの兵器廠が受領して打刻している。
銃本体はもちろん、ホルスターやストックなど付属品にもすべて打刻している。
ドイツからフィンランドヘ向けての製造と言うことなら、
こっちで製造履歴は確かめられる。

ルガーの各国への輸出モデルは、ジョン・ウォルターの本にまとめられている。

あった。
正確には1923年から1928年にかけて輸出されており、
陸軍へ約7000挺、刑務所の看守向けに約500挺。
「BKIW」とは、1922年にDWM社は解体されて引き継がれた
「BKIW=Berlin Karlsluherindustrie werke」社を指す。

「7.65」とあるのはヴェルサイユ条約の規制で9ミリが作れないからだ。
「100:S」とあるのは銃身長が100ミリ=10センチ=4インチを表わし、
「S」はショートフレームで初期のロングフレームと区別するために振られているが、
この時代のモデルはすべてショートフレームだ。
ここまでを整理すると、
このルガーは第一次大戦後にDWM社に残ったパーツで組み立てられ、
1923年以降にフィンランドヘ輸出されたモデルになる。
口径は7.65ミリ、バレルは4インチ。
あれ。
これ、9ミリじゃないの ?
7.65ミリ ?

でも、記事の最後で実射シーンがある。

だいたい、ブラックウィドウ用の9ミリのマガジンついてるじゃん。
これ、9ミリやん。
どうしたんや、これ。
この謎を教えてくれるのは、彼である。

「やあ、みなさん、わたしはマーフィーオークションにお邪魔してますが、
今日ご紹介するのはフィンランドのルガーです。」
「Forgotten Weapons」の「The Luger in Finland」の回で
イアン・マッカラムに紹介されているのは2挺のルガー。
いずれもフィンランド軍や民兵たちに使われたものだ。

オリジナルの刻印は落とし、4インチバレルがついている。
ドイツからフィンランドへ輸出された「Finnish M1923」。

口径は7.65ミリだ。
これが最初に輸入された標準的なフィンランド陸軍のルガーだ。

ただし民間でも輸入されたりしているので、
チャンバーの刻印がないモデルもあり、
刻印ヴァリエーションはいろいろある。
1923年から1928年にかけてフィンランドはこれらのルガーを輸入して陸軍用としていたが、
大きな戦争もなく将校たちに携帯されていた。
しかし、ドイツの情勢変化によってパーツの補給や修理などに困るので、
1935年以降、自国で独自開発したラチを開発して正式採用した。
すまん、現代では「ラハティL35」と言うが、年寄りは「ラチ」と言ってしまう。

以前「知りすぎていた男」で触れたが、メカは違うけどルガーにそっくりな外観だ。
このためルガーは予備兵器として保管庫へ移されて非常時のために眠っていた。
どっかのバカ財務省のように廃棄しろ、売りはらえとは言わない。
けれど、非常時はすぐに来た。
1939年に悪逆非道のソ連がフィンランドへ侵攻して冬戦争が始まったのだ。
ただちに兵士が最前線へ赴いたが、もちろんいきなりであり、戦闘の消耗で武器も不足する。
そのため、倉庫にしまってあったルガーも持ちだされた。
しかし、いざ使おうとすると問題がある。
前述のようにしまっていたルガーはヴェルサイユ条約の規制のために7.65ミリにしていたし、
その当時はフィンランド軍も7.65ミリが制式口径だからよかったのだが、
ルガーをしまっている間の1935年、ラチ採用のとき、
より強力なピストル弾薬として9ミリパラベラムが採用されちまったのだ
主力のスオミ31短機関銃も7.65ミリから9ミリにモデルチェンジし、
フィンランド軍は9ミリが正式な補給ルートに乗ったため、
せっかく倉庫から引っ張り出してきた7.65ミリルガーが使えなくなってしまった。
しかし、武器が足らないので使わないわけにはいかない。

「そこで冬戦争のために、ガン(ルガー)は銃身を付け替えることになりました。」
ルガー用9ミリ銃身が銃器メーカーのサコー社とティッカコスキ社で急遽製造され、銃身換装作業が行われた。
薬莢底部は7.65ミリも9ミリも同サイズ(元々ボアアップ版だから当たり前)なので作動に危険はない。
このとき、4インチより少し長い5インチ=120ミリバレルが作られて在庫のルガーに装着されている。
また、9ミリ用のマガジンはドイツのモーゼル社から手に入れている。
ちょうど「ブラックウィドウ」を作っているときだから、
黒い樹脂製ボトムのマガジンが提供されたのもうなづける。

右が戦争には使われずに口径7.65ミリ、銃身も4インチのままのオリジナル1923年モデル。
左が冬戦争用に9ミリで5インチ銃身をねじこんだ冬戦争用モデル。

口径もはっきり違いが分かる。

銃身も5インチで長い。

この5インチ銃身には製造したティッカコスキ社(逆三角にT)の刻印が打たれている。

グリップは「ブラックウィドウ」用の樹脂性に変えられ、
マガジンも「ブラックウィドウ」用の樹脂製ボトムがついている。
要するに、だ。
コンバットマガジンの記事に写真が掲載されているルガーは、まさにこいつなのである。
フィンランドの「SA」刻印がついた9ミリ口径のルガー。
これしかない。
もっとはっきりとわかるのはこれ。

記事の最後、実射場面に出てくるバレルの刻印。
シリアルナンバーが全然本体とちゃうやん。
書いたやつナンバー違いに気づかんのか、あるいはこんなもんと見過ごしたのか。
決定的なのはこれ。

バレルにはっきりとティッカコスキ社の逆三角にTが打刻されている。
まさに冬戦争に備えて銃身を交換した証拠だ。

だから、古びたレシーヴァーに比べて妙にバレルだけピカピカしているのだ。
ということは、これは5インチモデルなのである !
見慣れた4インチではない。

冒頭で述べたが、わたしが表紙を見た瞬間に感じた違和感と言うのは、まさにこの銃身の長さだったのだ。
長過ぎる、と感じた。4インチではない。6インチでもない。
たぶん5インチだが、少なくとも今までのジョン・ウォルターの著作での知識では5インチは全部7.65ミリのはずだ。
なんだ、これは。
こうしてわたしは久しぶりにコンバットマガジンを買い、書庫とパソコン調査の旅に出たのだった。
きわめて珍しいルガー。フツーのルガーではなかった。
だが、わたしはつくづく思うのである。
表紙にルガーP08と銘打って、開けば確かに22ページも記事を掲載し、開発の歴史も細かく書いてはいる。
最後に実射写真も掲載されていて、以前の「Gun」誌のターク・タカノさんの一連の記事よりも量は多い。
でも、そんな気合いを入れた記事で、
どうしてきわめてイレギュラーなフィンランドの改造ルガーをメインの実銃として取り上げるのだろうか。
本来は第一次大戦中のDWMルガー4インチとか、せめてエルフルト社製ルガー。あるいは1930年代のモーゼル社製ルガーとか希少だが標準的な時代のまともなルガーを取りあげるべきではないんだろうか。
せっかく書かれた開発記事や歴史的写真に全然釣り合わない。
これでは自動車雑誌で初代ハコスカGT-Rの特集記事書いてるのに、L20積んだGT-Xにオーヴァーフェンター付けて赤バッジつけたモデルとか、オリジナル4ドアGT-Rの車高下げてショップのリアウイングつけて出っ歯付けたモデルとかの写真を掲載しているようなものである。
GT-Rなら読者も気づくがルガーではなかなか一般の読者は気づかない。
ふーんと文句も言わずに読むのだろうが、それでいいのか、だ。
さらに言えば、もし、そんなフツーのルガーが手に入らずにこのフィンランド5インチルガーしかない。
だからその写真をやむなく使うなら、「実はこれこれこういうわけでオリジナル手に入らず、代替えのモデルがこれで・・・」と解説つけておくべきなのではないか。
いや。
あまり考えたくはないが、もしかして書いた人も、このルガーの正体にまったく気づいておらず、DWMの刻印もあるし、立派なフツーのルガーじゃないか、と思いこんで書いていたのではないか。
もちろんこいつを観てスラスラとフィンランド冬戦争5インチモデルで、と言えるとは期待しないが、せめて銃身の長さがちょっと長すぎる、見慣れた4インチではないと言う点に気がつかなかったのか。そして「なんだろう」と由来を調べなかったのか。
「こんなもんもあるんだね。」で終わり、特に気にも留めなかったのか。
そんな程度の興味で、あのようなルガー開発の歴史の記事をどっかからかき集めて写し書きしていて、まがりなりにも天下の「コンバットマガジン」がそれでいいのか。
つまりそんな記事と写真を許す編集者の責任も大きいと感じる。
2000年代に入ってから、なんとなく面白くなくなり、購読をやめたのも、そんな編集者やライターの質の低下を感じたせいなのかなあ、とついつい考えてしまう。
とまあ、今回のテーマは、「長すぎる銃身」だったのである。
最後に蛇足の話だが、わたしがこの記事に怒りを感じた一番の理由は別にある。

大藪春彦の小説を読んでどうのこうのと書いているのだが、
その中で「そんな大藪作品の中に『凶銃ルガーP08』があった」という一文がある。
わたしはここで激怒した。
大藪春彦の小説なんぞ、偉そうに語るな、と。
何がボロニアソーセージだ。
大藪春彦は「凶銃ルガーP08」なんて小説は「書いていない」。

彼が書いたのは「凶銃ルーガー08」なのである。
この「ルーガー」を「ルガー」と、「08」を「P08」と言ってしまうのは、阿部寛のオリジナルヴィデオの影響もあるのだろうが、初歩的なニセ大藪春彦読者の特徴のひとつであり、ここを間違えるということは、大藪の読者では決してない。
わたし以上の大藪信者のなー毒島さんなら「10年早いね。」と笑うだろう。「38スベッシャル」を「38スペシャル」というくらいなら許してもらえるが、「凶銃ルガーP08」はダメである。
わたしはこんなふうに細部を大事にしないのは大嫌いだ。
だから銃身長いフィンランド5インチルガーを実射しても「ルガーはこんなもんだろ」と気にしなかったんだろう。
あ、いかん、言い過ぎた。すまん。
くだらないこだわりにお付き合いいただきありがとうございました。
おそまつさまでした。
追伸
実はこの日記、去年の該当8月号を買った直後に怒りにまかせて書いていたのである。
しかし、「ガンプロフェッショナル」のルガーの記事を叩いた直後、偶然休刊になったおかげで「ガンプロを休刊させた」などとあらぬことを言われたことを思いだし(そんなわけない)、今回は未公開で置いておいた。
そしたら、すぐその後の10月号で「コンバットマガジン」が休刊になってしまったではないか。
もしあのとき日記をアップしてたら「今度はコンバットマガジンを休刊させた」などと言われるところだった(そんなわけない)。
危なかったわ。
またね。
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