Recessed Cylinder.
意味も通じるし、日本では「カウンター ボア」って呼ぶのが普通ですが、
本場では「リセスド シリンダー」って言うのが一般的らしいです。
そういわれると”Bore”って「銃腔=銃身の弾丸加速区間」の事だわ。
Youtubeで有名なhickok45さんの挙げている「Dirty Harry .44 Magnum」の
M29-2解説でも15:30前後でRecessed Cylinderの言葉で説明をしていました。
https://www.youtube.com/watch?v=sftC8ZSIIWs
この亜鉛合金製シリンダーは金メッキ前の加工完成品。
フレーム本体は未だHW樹脂製にて組み立てています。
亜鉛地肌のサムピースもZEKE製、厚みがぜんぜん違うのが分かりますか?
写真のカートリッジはC-Tecの44スペシャルダミーカート。
そしてテストカットのシリンダー見本になります。
エキストラクタの位相位置を決める2本のスタッドピンが亜鉛のままだと
重さによる回転慣性に負けてスグに折れてしまいます。
このためメッキ後にステンレス製・規格品Φ1.4X6波型ロールピンを打込み、
金属シリンダー用に強化してスタッドピンに使用します。
釣鐘とは良く言ったもんで。
ジュラルミン7075製シリンダーストップ部品と相まって、
チンチンとシリンダ-釣鐘を叩いて良い音色を奏でています。